占い師が考える、冬・冬至の過ごし方

冬(特に北国)は、気温も下がる事で体温調節の為に日常的なエネルギー消費が上がり、日照時間が短くなる事で体内時計の活動時間も短縮される傾向に向かいます。
なので、布団の中で休みたかったり、眠さが出やすくなるのは自然な事。
他の時期よりも、よくよく身体を休ませながら、自身の内面と向き合う事をオススメしたい冬!
占い師の私が冬と冬至の過ごし方を、ご提案していきます。

冬至の由来
2025年の冬至は12月22日、一年で最も日が短く、夜が長いとされる日。
北半球では太陽が天頂に達する高度が最も低くなり、日没も早まります。
この日を境に、より寒さが増していく日でもあります。
冬至の頃の自然界では、一部の動物は冬眠し、植物たちも静かになり、休息する季節。
人間もこの時期は身体を休め、心を整えるための貴重な時期といえます。
冬至の過ごし方について
冬至の自然界では動物・植物たちも静かになり、休息する季節となります。
人間もこの時期は身体を休め、心を整えるための貴重な時期といえますから、心を静かにして、自分自身を見つめ直す良い機会となります。
身体を休めることはもちろん大切ですが、心の整理・リセットも同じくらい重要な事。
年末や真冬になる前の初冬の内に、自分自身を見つめ直すような時間や環境作りを意識しておく事がとてもオススメです。
冬至には古くから慣習が残っています。
「冬至」と「湯治」の語呂合わせで・・・柚子湯に入る事はとてもオススメ。
日頃の入浴もお清めに繋がりますから、ついついシャワーで済ませてしまわず、積極的に湯船に浸かりたいものです。
また、冬至には「一陽来復」という言葉があります。
これは、陰気が最も強まった冬至を過ぎると、陽気がどんどん増えていくので、ここから始まる良い気のエネルギーをしっかり受け取り、新しい一歩を踏み出すような気持ちで新しい年を迎える為にもこのタイミングです。
身体と心の休息や整理のキッカケにしてみてください。
柚子湯だけでなく、大掃除も兼ねた断捨離ももちろん抜群のタイミングてす。
冬の滋養にオススメの食べ物4選
秋はもちろん、冬のかぼちゃもやっぱりオススメです。
日照時間が最も短い冬至は、体が弱まる時期となるため、栄養価の高いかぼちゃと小豆を煮る風習が多くの地方にありますね。
お味もほっこりして美味しいですよね!
小豆は赤い色をしていることから悪いものが寄り付かないと考えられていましたし、邪気を祓う事でも食されて来ました。
かぼちゃはもちろん角切りにしてそのままもオススメですが、片栗粉と合わせてカボチャ団子も美味しいですよ!
- カボチャ団子は冷凍保存も可能
魔除けの小豆をぜんざいにして、かぼちゃ団子を浮かべるのも美味しいですよね。
スーパーでは年中見かけますが、旬は冬になります!
滋養強壮の妙薬として、知られているれんこんは、喉の炎症を抑え・疲労回復体力増強・また高血圧の妙薬でもあり、調理法で様々な食感になるのも魅力の食材ですよね。
れんこんをきんぴらにするようにカット、味付けを油とオイスターソースとマスタードにして炒めてみてください!
マスタードは香りが飛びやすいので、火が通った後に火を止めて合えるのがポイント。
お酒にもご飯にも合う簡単おかずです!
冬は黒い食べ物がオススメでもあります。
そんな中で、黒ゴマはサッと掛けるような手軽さもありつつ、彩も加えてくれます。
体を温め、肌を潤しなめらかにする効果が期待出来ます。
「捻りゴマ」という言葉をご存知ですか?
ゴマの香りを出すために、ゴマを指先でひねってつぶすことなのですが、香りだけでなく消化も助けてくれる一手間です。
これまでされていない方はぜひ!捻りを加えてみてください。
- つまみ胡麻とも言います。
こちらも黒の食べ物ですが、「天日干し」されているものは特に冬にオススメです。
冬至に陰から陽へ切り替わるとは言え、どうしても陽のエネルギーが不足しがちだからです。
栄養素としてセレンが豊富で、血管を拡張して血流をよくする効果もあり、冷え対策にも効果的な食材です。
私は王道な「含め煮」がやっぱり大好きです。
どんこのようなご立派な干し椎茸出なくても、スライスなども美味しいですよね!
戻し汁とお醤油・お砂糖(みりん)でコトコト炊くのも、良い時間です。
最後に・・・
どうしても年末年始を挟む冬の時期は、イレギュラーな仕事のスケジュール・イベントやお付き合いの場でも忙しなさがあります。
予期せぬ体調不良や思うように休めない時もありますよね。
しかし、身体がSOSを出している時は、休みましょう。
心と身体は繋がっているからこそ、必要な現象が起こります。
貴方に必要な時間を、どうか厳選してお過ごしください。

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